さて、しばらく京葉線には乗っていなかったが、その間に新しい駅が出来たり、駅スタンプが更新されたりしているようだ。 それを追いかけて行こう。まずは、6:48、幕張豊砂駅で下車する。ここが、今年2023年に開業した新しい駅だ。 電車が行き過ぎると、広々とした長いホームの向こうは、車両基地の様だ。たくさんの線路や電車を眺められる。

鉄道150周年のデジタルスタンプも設置されているので取得して置こう。真新しい立派な駅舎が描かれている。 改札を出て、駅舎の様子を確かめてみる。

イオンモールが開いている時間なら、乗降客も多いのだろうが、今は早朝でほとんど誰も駅に居ない。 リアルなスタンプの方も新しく設置されているはずなのだが、改札も閉まっている。これは弱ったなあ。 でも改札付近にはインターホンがあって「御用の方は押して下さい」とある。駅スタンプを押したいというのも、 立派な御用であろうから、遠慮せずインターホンのボタンを押して、来意を告げてみた。

「あ、はいはいお待ちください」と返事があり窓口が開いて、このスタンプを押させてもらうことが出来た。

6:58の、ピンク色のラインの京葉線電車に乗り、隣駅の海浜幕張に7:01着。 この辺りはまさに、幕張新都心で、背の高いオフィスビルやタワーマンションが林立している。 ちょっと来なかった間にますますニョキニョキと増えた感じがする。

改札で駅スタンプを聞いてみると、この「海」の文字をデザインしたものが出てきた。 良く見ると、ニョキニョキしたビルがうまく漢字の中に組み込まれている。

7:07の蘇我行きに乗り、隣駅の検見川浜へ、7:11着。 京葉線の駅はどれも似たような高架の駅なので、なんだか進んだ気分がしない。 改札に降りていき、スタンプを押すと、今度は「浜」の文字のデザインだ。 富士山が描かれているが、天気の良い日はこちらの浜から、富士山が見えるのだろうか。 ホームに戻ってみてみたが、残念ながら、今日はそこまでは見えないようだ。

次の7:17の蘇我行きに乗ってもう一駅、7:23、稲毛海岸駅着。 ここのスタンプは「岸」の文字。他と同じ高架の駅だが、 駅の構造がデザインされているようだ。

これで今回新しくなった「漢字１文字デザイン」の新スタンプ4つを押すことが出来た。 ただ、さらに隣の「千葉みなと駅」のスタンプも気になったので、 次の7:34の電車に乗って、千葉みなと駅にも下車してみた、7:51。 結果、こちらの駅はずっと前からある、千葉タワーを描いた「千葉支社印」が健在であることが確認できた。

蘇我駅のスタンプも更新されているそうなので、押していこう。

蘇我駅は、Jリーグ、ジェフユナイデッド千葉のホームグラウンドの最寄り駅なので、 駅構内にはそのPRの看板が目だつ。新スタンプもサッカーボールのデザインになっていて、 その中に、内房線を走る特急車両、257系が描かれているものになっていた。

（→第15章につづく）