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名古屋港遊覧船は、2006年1月末で廃止となり、その後一時、セラヴィ観光汽船が 船を運航させましたが、この会社が破産により、現在は運航されていません。残念。 |
 
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名古屋港遊覧船が、2006年11月末を持って
廃止されるというニュースを新聞で知りました。
実はお父さん、この遊覧船にまだ乗ったことがなかったので
「こりゃ、行っとかなかん！」
と思い、りょう君とお祖母ちゃんを連れて乗りに行くことにしました。
今でこそノーマルな船で運営されている遊覧船ですが、その昔は左の写真 のような金のシャチホコをかたどった、「金鯱号」という大胆なデザイン の船でした。すでにこの船は老朽化し名古屋に居ないにもかかわらず、 インパクトの強さで記憶に残っています。これは1985年5月に撮影、 人物はお父さんですが、若いなあ～。21年前ですもんね。このときは この金鯱号を見て恥ずかしくなり乗る気にならず、写真だけ撮った記憶が 残っております。金鯱号は何隻か建造されましたが、老朽化し中国と 韓国に引き取られました。現役なのは韓国・羅老島の観光船になっている 一艘だけらしく、それもいつまで持つかな、という状況らしいです。 さて、今日の遊覧船。２枚目の写真の船だと思って、りょう君・ 記念撮影して見たのですが、実際はブルーボネット へ行く連絡船が空き時間に使われており、もっと小さな船でした。 廃止になるぐらいだからお客さんは少ないと思っていましたが、 今日は大盛況でした。 |
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というのも今日は、５年ぶりに帆船の練習船、
海王丸Ⅱ世が名古屋港に入港しており、午後には帆を揚げるセールドリルのデモンストレーションが
行われるということで、多くの人が見物に来ていたからです。遊覧船に乗れば海側から
海王丸を眺められるわけで、たくさんの人が望遠レンズ付のカメラを向けていました。
さて、遊覧船はガーデン埠頭を離れ、ポートビルと海王丸から遠ざかって行きます。 名古屋港の入口、名港トリトンの橋の手前まで行って折り返します。結構、 小型・高速の船だったので、揺れるし波もあるし、なかなか迫力があります。 魚が驚いて水面に飛び跳ねる様子が、なんだか楽しいですね。 船が大好きなりょう君は、船尾に張り付いてずっと風景を眺めていました。
日本でも有数の貿易港・名古屋港。遊覧船に乗ればたくさんのコンテナ船や自動車運搬船
が、埠頭に停泊して働いているのがわかります。港の役割を子供に教えるには遊覧船って良い
ものだなと思いました。廃止残念です。 |
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