竹芝埠頭 -東京都-伊豆/小笠原諸島への玄関-

04年11月5日(金)、展示会調査が終わり、夜・会社の同僚と飲んだ後、 「ゆりかもめ」で一人ホテルのある竹芝に戻る。 竹芝埠頭に船の明かりが 見えたので、ちょっと夜風にあたりがてら、散歩してみることにする。


東京ベイブリッジがライトアップされてきれいだ。 手前には レストラン船のvingt-ct-un(ヴァンテアン)が、 これがまたきれいな電飾に浮かび上がっていい感じ。 あたりはアベックが海を見ながら何事か語り合っている。 隅田川の方面を見れば、佃島の辺りの高層ビルが輝いている。

もう一艘、船が停泊していた。 さるびあ丸、 東海汽船の船で、 伊豆七島・八丈島行きの船である。ここ竹芝は伊豆諸島や小笠原諸島への 船が出る埠頭。全島避難で大変だった、 三宅村役場・東京事務所もここにある。 私は10年前にここから船に乗って、 八丈島へ行ったことがある。そのときの船は すとれちあ丸であった。2002年に引退して、いまは後任のこの、さるびあ丸が任に 当たっているとのこと。八丈島のことが思い出されるなあ、早いものでもう10年前か。

翌・11月6日(土)朝。今日は展示会で説明員の仕事だ。近くのハンバーガー屋で 部下のY君と朝食を食べていると、「早いねえ。」と言いながらS部長もやってきた。 雑談で、昔私が八丈島に行ったことを話すと、S部長は「オレも学生時代、小笠原 へ行ったよ、丸二日船に乗ってさ」とのこと。小笠原かあ、私は行ったことがない。 行って帰ってくるだけで一週間かかるので、仕事しているとなかなか行けない場所 である。でも一度行ってみたいなあ。

南の島に思いをはせる、竹芝埠頭の散歩であった。

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