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(→これは夕張の続きです)
2013年3月17日(日)午後6:30、帯広駅に降立つ。明日から一週間、この街で仕事である。 駅前にも除雪した雪が積まれている。やっぱり寒い。駅前に大きな温度計が立っている。 その目盛を見ると、プラスマイナス30度まで測れるようになっていて、驚く。 流石はシバれる北の街。幸い今はまだ、マイナス２度程。なんとか耐えられるうちに、 駅前に取ったホテルに急ごう。 翌日から毎日朝、同行者と一緒にタクシーでお客様の所に通う。夕刻仕事が終わると、 またタクシーで駅前に戻ってくる。ここは北海道、十勝。美味しいものには事欠かない。夕食が毎日の楽しみになった。 タクシーの運転手やお客様に、美味しい店を聞いて、その店に直接タクシーで乗り付けることにした。 １日目の夜は、焼肉・平和園 で、安くて美味しいジンギスカンを頂いた。平和園は帯広近辺に 何店も出店している人気焼肉チェーンとのこと。２日目の夜は、 インデアン というカレーの店へ。よく煮込んだ家庭的なビーフカレーが、安くてうまい。ここも帯広周辺に何店もある 人気チェーンとのこと。十勝の人は、ボリュームがある肉料理が好きなようだ。 |
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そんな帯広の名物料理、豚丼は３日目の夜に頂いた。豚丼発祥の店といわれる
「ぱんちょう」
さんは、泊まったホテルのすぐとなりであった。甘く香ばしく焼かれた豚肉が、絶品である。
肉ばかり食べていたので、４日目の夜は魚が食べたいという希望を言って、
魚千さんという居酒屋を
教えてもらった。ホタテとタコとエンガワの刺身を頼んだら、これがどれもこれも巨大でビックリ。
カキフライを頼んだら5,6個の牡蠣を固めてメンチカツのようにした巨大なのが出てきて、これまた
ビックリ。 大きな街ではないので、どの店もホテルから歩いて数百メートルである。美味しいものを食べた あとは、寒い街を雪を踏みしめてホテルに帰る。今回泊まったふく井ホテル は、駅前なのに源泉かけ流しのモール温泉が楽しめる老舗ホテル。太古の植物の成分が溶け込んだ、アルカリ性の褐色の温泉、これは 世界中にドイツと帯広（十勝川温泉）の２箇所しかないという珍しい温泉だ。この温泉で毎日温まれるとはありがたい。 こうしてグルメと温泉を楽しんだ一週間の出張は、順調に進み、あっという間に終わった。 帯広、いい街である。 |
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