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2004年12月22日(火)、
姫路出張。２件のクレーム対応。身から
出た錆というべきもので、言い訳しても仕方ない状況。
大変落ち込んで姫路駅に戻ってきた。午後6時。でもこのまま帰って
しまっては、いい気分で年が越せない気がしたので、帰りに
神戸ルミナリエに寄ってみることにした。
在来線に乗り、
三宮で下車。
５月の家族旅行に続き今年２度目の神戸だ。
少し歩くと、ルミナリエの見物のための
長い長い行列が見えてきた。こんなにすごい人だとは！想像を絶する
人の数である。それもそのはず、会期の間に５００万人の人が見に来る
のだそうだから。一晩で２０万人来る計算なのだ。
そもそもルミナリエが始まったのは
阪神大震災があった95年の12月。以来
今年で10年目を迎える。震災に打ちひしがれた神戸の人たちの心に文字通り
明かりを燈した最初の年から、特別の思いが込められた行事に
なった。明かりの美しさもさることながら、そういう意味があるために、
このものすごい人出になっているのだろう。 ３０分並んで歩いて、やっと入口が見えてきた。天国に続くかのような 光の回廊。そこを抜け、東遊園地に設けられた光の城に導かれる。 無数の人の頭上に、光が燦然と降り注ぐ。なぜか光に心が癒されていく。 |
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1995年1月17日のあの朝。私は風邪で調子が悪くて家で寝込んでいた。
名古屋の自宅でも震度３ぐらいの、いやな感じの横揺れを感じた。
そのまま会社を休んで自宅にいて、テレビを見て惨状を知った。
あれから10年、すでに神戸の復興は、震災の傷跡を感じさせない程
の輝かしいものである。今年のルミナリエのテーマは「神戸・光の都」。
自分のことを振り返れば、この10年の間に結婚し、子供を設け、家を買い、
いろいろな仕事をこなしてきた。
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