徳川美術館は、尾張徳川家の遺産の 数々を所蔵する、名古屋の誇る美術館です。 美術館に入るとすぐに展示されているのが、 尾張徳川家に伝わる鎧と葵の紋の旗印です。

季節ごとにいろいろな展示会が催されます。 お父さんは以前すぐ近くに住んでいたことが あり、美術館友の会に入って、しばしば足を 運びましたので、結構詳しいです。 国宝の源氏物語絵巻や、利休の泪の茶勺とか、 初音の調度品とか、それはもう日本美術の 一級品を見ることができます。

今日は、りょう君をはじめて連れて行きました。 りょう君の母方の家は、尾張徳川家に仕えた 下級武士の家柄だそうです。そういう意味で りょう君は尾張武士の末裔なのですが.... 何か感じる所があったでしょうか。ま、大きく なったらいろいろ教えてあげようと思います。

２月から４月の間、毎年恒例で開かれるのが、 尾張徳川家のひな祭り展です。とても豪華な ひな人形を見ることができます。
特に、３代に渡る徳川家婦人のひな飾りを集 めて飾るひな壇は、展示室いっぱいに広がり 見事なものです。徳川美術館の展示の中でも、 一番見る価値があると思います。ぜひご覧あれ。
ただいかんせん、りょう君は男の子、いまいち 関心が無く、早く外の公園で遊びたいようでした。
（撮影日：０４．０２．１５）