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星に興味を持ったりょう君 TVアニメの影響でしょうか、最近星に興味を持ち始めた りょう君。「宇宙」の図鑑を買ってあげたところ、いろいろ質問 してきます。天王星の輪って、なんで出来ているの？なんて、お父さんを 困らせはじめました。それなら一度、連れて行ってあげるかな、 プラネタリウム。久しぶりに名古屋市科学館に出かけました。 |
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カールツァイスの傑作
名古屋市科学館のプラネタリウムは1962年に開館。お父さんが 生まれる一年前なので、すでに40年経っています。プラネタリウム の映写機は当時からのもので、ドイツの名高い光学機器メーカ、 カールツァイス社製です。今でも同社のレンズは カメラをやる人の憧れの的、高い評価を受けています。 星空を映し出す為、独特の構造と精密な多数の歯車、数百枚のレンズが 使われているこの装置、今でも満天の星空を正確に 再現してくれます。これは人間の作った最高傑作の機械の一つではないでしょうか。
その映写機に灯が燈り、天球型スクリーンが夕焼けになり、やがて
冬の星座が現れました。オリオンの三つ星、シリウス、すばる星。
いいですねえ。専門の解説員さんの、ゆったりとしたいい感じ
の語り口がロマンチックでとても癒されます。
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いつか本物の天の川を見に行こうね。
満天の星を見て、りょう君は「天の川だ！」と叫びました。
りょう君の家のベランダからは、名古屋の夜景はとてもきれいに
見えるのですが、明る過ぎてほとんど星は見えないです。
りょう君は本物を見たことは無いはずですが、天の川は知っているんだね。
お父さん、信州の山奥にキャンプに行ったときに、すごく
きれいな天の川を見たことがあるよ。今や、そうでもしないと
見られないよな。
いつか本物を見に連れて行ってあげようね。 |
