  |
(→この記事は藤前干潟の続きです。)
前庭に伊勢湾台風の碑 藤前干潟を散策し、野跡駅の駅前に戻ってくると、ちょうど 港区役所行きのバスが来たので乗ってみました。港区役所の そばには防災センターがあったことを思い出し、行ってみました。
センターの入り口には１つの碑があります。「伊勢湾台風記念碑」
昭和34年、名古屋を襲ったこの台風では南部一帯が水につかり
三千人もの犠牲者が出ました。数年前には東海豪雨で被害があり
ましたが、もともと土地の低い平野である尾張地方の歴史は、
水害との戦いの歴史だったともいえます。 そしてもうひとつ怖いのが、巨大地震。最近日本・世界各地で 巨大地震が起こっているのに東海地方では、なぜかあんまりありません。 歴史的には数十年に一度ぐらいは必ず起こっているので、 不気味です。東海地震に東南海地震は秒読みとか。 センター玄関では、なまずのキャラクター君が、にこやかに来客者を 迎えてくれますが、笑ってる場合じゃないかもね。 |
|
恐怖の地震体験
「体験されますかあ？」と係りのお姉さんに声を掛けられ、 「はあ」といっているうちに地震体験室に入れられ、 ガラガラと部屋が揺れ始めました。机の下にもぐり、 最初は大したことないやと思っていたが、ちっとも 揺れが収まらないので怖くなってきた。「おおお、これが震度５かあ」 と思わず言葉が出る。実際にあった地震を再現しているとか。 フラフラになりながら、揺れが収まってからガスの 元栓と電気のブレーカーを落として退出。ホントの地震の 時はこんなに冷静でいられないので、もっと大変だろうな。
りょう君は地震体験をなんだか楽しんでいる風でしたし、
館内に展示してある消防車やヘリコプターに乗って見られるのが
うれしいみたいで、喜んで走り回っていました。
子供にはきっと楽しい場所だな、という気がしました。
なんだかもう一度来てみたくなるような場所でした。
何度も来て防災意識が高まるのなら、いい場所かも、です。
|
 
|
