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04年7月7日。泉岳寺から地下鉄浅草線で新橋へ。 ゆりかもめ の駅の向こう側に、汐留の高層ビル街、 シオサイトのビルが林立している。本当に見上げて ばかりである。 かつてここは巨大な貨物駅、汐留駅 であった。そしてさらに明治までさかのぼると、 ここに日本で最初に鉄道が走った、最初の新橋駅 があった。シオサイトの開発の際、その旧新橋駅の ホームの遺跡が見つかり話題になっていたが、 心憎いことに、その後この場所に旧新橋駅が 再現された。いい発想である。レンガ造りの レトロな駅舎が、ガラス張りの高層ビルの間に 建っている光景は、まったく現代的だ。 |
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旧新橋停車場・鉄道歴史展示館 というのが、この再現駅の正式名称だ。駅じゃなくて、停車場、でしたね。 見学は無料。建物に入ると日本鉄道発祥の地の 歴史を学ぶことができる。建物の中には ハイカラなカフェーも あって、超近代的なシオサイトの中の唯一レトロなこの 空間を楽しみながらお茶を飲むことができる。 この建物、当時撮影された２枚の写真から、コンピュータ解析 を行い、寸分違わないサイズに再現されているとのこと。 再現ホームには今にもＳＬがやって来そうである。
ビルの間を歩いていたら、地下鉄大江戸線・汐留駅に
行き当たった。これに乗って午後の仕事の場所へ向かおう。 |
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