04年07月07日。地下鉄大江戸線で、午後の仕事場所に向かっていた。 ただ昼食がまだだったので、どこかで途中下車して食べようと考えた。 何気なく降りたのが、清澄白河駅。案内版を見ると、すぐ近くを 隅田川が流れていて、そのほとりに 江東区芭蕉記念館 というのがあるのがわかったら、行ってみたくなった。東京というところは１時間 時間があれば、どこか見る場所がある、飽きない町だなあと思う。

少し歩いて、隅田川に出る。清洲橋のたもとである。しかし今日の暑さ、 すでに汗だくになってしまい、やめておけばよかったとすぐに後悔した。 川沿いに歩いてもちっとも涼しくない。

芭蕉の像が、隅田川を眺めている。 この辺が深川。 芭蕉はこの場所に草庵を構えていたとのことである。 この像、夜になると向きを変えるらしい。 東京のミステリー、知らないとびっくりするようで、 テレビで見たっけ。中にモーターが入っているだけだけど。 それにしても芭蕉さん、そんな格好で今日は暑くないですか？ と言いたくなった。 200mほど川沿いに歩くと、記念館があった。 ちょうど企画展として、いろいろな人が書いた芭蕉の 肖像の掛け軸などを展示していた。

地下鉄の森下駅まで歩く。ラーメン屋でお昼をかき込んで、 どうにか仕事に間に合った。汗をさんざんかいた。 ちょっと寄り道にがんばりすぎたようだ。反省反省。