|
（→これは東莞'09の続きです。)
2009年7月15日(水）午後５時。中国スタッフへの 技術説明会が無事終わり、私は今回の出張の仕事をこなし終えた。 あとは明日、日本へ帰るばかりである。ほっとした。 ショールームの車が、これから深センの空港から上海に帰るスタッフ を送って行くとのこと。同行のWさんの提案で、その車に同乗していき、 帰りに深センでなにか食べてこよう、ということになった。 長安鎮から深セン宝安国際空港までは、車で30分程度である。３年前の出張 の時、私が降り立ったのがこの空港であった。海に近い、大きな空港である。 上海に帰るスタッフと別れて、車を近くの街へと進める。海沿いにある、 宝安区・福永鎮 である。おいしい海鮮料理の店があるんだとか。ひどく混雑する街角の一角に車を止め、その店へ。 店先には海産物がたくさん並べられており、好きなものを選んで料理してくれる。魚・蟹・海老・シャコ・貝類 までは良かったが、すっぽん・亀・食用ガエルまでいたような。料理はうまく、蟹や海老、貝類はとてもおいしかった。 完璧な広東料理だ。豚足も名物だそうで、これもイケた。どうもこちらに来ると食べてばっかりである。 Wさんと私、スタッフLさん、運転手のJさんの4人で食事して、250元＝3700円ぐらいであった。 満腹で店を出ると、すっかり日が暮れている。空港の「深セン」の２文字が、赤いネオンサイン で輝いていた。 |
|
深セン市内に自宅があるスタッフLさんを送るために、車はさらに
深セン
経済特区へ。せっかくだから香港が見える所に行きましょうというWさんの提案。高速道路を進むと、
未来都市のような高層ビルがニョキニョキと建っている。
海沿いの道、遠くにきれいにライトアップされた橋が見える。2006年に開通した
深セン湾公路大橋である。車を止めてその橋を眺める。左側の山の向こうがすごく
明るく見えるのは、あの山の向こうに香港の町があるからだそうだ。
さらに進み、深センの中心街へ。たくさんの高いビルに、色とりどりのネオンが
輝き大変明るい。３年前の出張のとき、一人歩いた街がどのあたりなのか
目で追った。
中心街を少し外れた高層マンション街が、スタッフLさんの住まい である。その近くの果物屋さんに立ち寄った。広東省は暖かい気候から、 いろいろな果物が取れる。何と言ってもこの時期は ライチ、山積みである。スイカに至っては１個１元という激安。その他にもタイあたりから 仕入れた見たこともない果物がたくさん置いてあり、とても珍しかった。Wさんはお土産 にライチをたくさん買っていた。 Lさんと別れ、夜の高速道路を長安鎮に向けて戻る。Wさんと今回の出張の首尾を話し合う。 今回はうまく行った。この調子で中国のビジネスを加速したいものだ。 明日7/16(木）は広州に戻り、広州白雲国際空港からセントレア行き、JAL662便で日本に 戻る予定である。（完） |
|
