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愛知環状鉄道、三河豊田駅を降りて少し歩くと「トヨタ町」というバス停が
あって、その向こうに堂々たるビルが見えてきます。ここが日本最大の自動車
会社、トヨタ自動車の本社です。ビルを過ぎたところに、見学施設、トヨタ会館
があります。平日で工場が稼働しているときは、工場見学ができます。お父さん
も大学生の頃、見学に来たことがあります。
中にはいると、まずは愛知万博に展示されたトランペットを吹くロボットと、 一人乗りの未来自動車、i-unitが出迎えてくれます。愛知万博ももう、４年も 前の事になるんですね、懐かしさを感じます。 さて奥に入っていくと、ここは工場の横なので、どのように自動車を作っているか、 ということが中心の展示になっています。 りょう君が楽しんだのは「ジャストインタイムゲーム」。欲しい部品を 欲しい数だけ欲しい時に、ジャストインタイムで納入してもらい、すぐに組立てる。 これによって在庫を極力少なくするトヨタ独自の生産方式は有名です。 このゲームは、一定時間に何台自動車を組み立てられるかというもの。 りょう君、２分間だけ、自動車の生産を体験しました。 |
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工場見学がトヨタ会館の最大の見所だろうと思うのですが、今日は土曜日、
工場はお休みなので見れません。でも、たくさんの溶接ロボットが動いて
自動車を組み立てているラインの様子が、大きなスクリーンに映像で映し出
されていました。まるでＳＦ映画を見ているように迫力があります。
ちなみに日曜日は休館になりますので、注意して下さい。
名古屋を、東海地方を、いや日本をひっぱるエンジンのようなこの会社に ついて、ぜひ一見しておく価値があると思います。残念ながら今は不景気 の真っただ中で、トヨタさんも苦しんでいますが、必ずやモノづくり愛知 の技術力はいつかまた、日本経済大復活の原動力となることでしょう。
トランペットの音が聞こえてきました。13:00からの、パートナーロボット
の演奏が始まったようです、聞きに行きましょう。白いロボットが奏でる
軽やかなトランペットの音が響きます。
万博の懐かしさと、きっとこれからやってくる、明るい未来を感じます。 |
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