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11月末。名古屋もいよいよ紅葉して来ました。少し広い
公園を散歩したくなって、JR大高駅から、大高緑地公園
に行ってみました。この公園、ものすごく広いです。
JR大高駅からでも、名鉄左京山駅からでも行けますが、
一度公園に入るとその広さに迷ってしまうほどです。
紅葉のきれいな山道を登って1.5km程歩くと、山の上に 交通公園があります。ここのゴーカートはとっても安くて、 二人乗りが100円、一人乗りが50円。小学３年生から 一人乗りに乗れます。りょう君、せっかく一人で乗れるのに、 なぜかお父さんと二人乗り。広いコースのドライブをゆっくり 楽しめました。そのあと買って行ったおにぎりを食べてお昼にしました。 またまた山道を歩いて、入口の公園まで戻ります。 秋の山道は、どんぐりや、きのこや、いろいろ見つけられて 楽しいですね。大高駅に近い所には、大きな恐竜の滑り台 や、芝生の広場、複雑で楽しい遊具など、子供が大喜び して遊べるような場所がいっぱいです。 |
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ところで、大高には古い城跡や砦跡がたくさん残っています。
戦国時代、織田信長が初めて名前をとどろかした、桶狭間の戦いの舞台なのです。
まず松平元康（のちの徳川家康）が、織田に包囲されていた 今川方の城・大高城へ食料を運ぶ任務「兵糧入れ」に成功。 その後、織田方の砦、丸根砦・鷲津砦などを今川方が攻め落とします。 今川勢は初戦の勢いに乗って、尾張へ大群で押し寄せますが、 大高のちょっと南の桶狭間で、織田信長の奇襲にあって、 大将・今川義元が討ち取られます。松平元康はこの事件の後 今川から独立、織田の同盟者として徳川を名乗ることになりました。 歴史好きの方なら良くご存知の事件。 このときの大高城・丸根砦・鷲津砦の跡は、この大高緑地公園の 周りにそれぞれ形が残っています。丸根砦などは、公園の横に こんもり盛り上がっている隣の山だったりします。この公園の森 自体も、織田や今川の侍たちが、あの日戦った戦場だったのでしょうね。 今は子供たちが元気にはしゃいで遊ぶ、楽しい場所になっています。 （撮影日：０６．１１．２５） |
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