名古屋には大きなビール工場が２つあります。先日は守山区のアサヒビール に見学に行きましたので、もうひとつの方、新川町のキリンビールにも 行ってみることにしました。「お父さん、ビール試飲に味をしめたな！」と おっしゃる貴方、ご明察でございます。

東海道本線・枇杷島駅を降りると、キリンビール名古屋工場＝キリンビアパーク 名古屋行きのマイクロバスが止まっていました。１時間に１本、無料の送迎バスが 運行されているのです。これだけでも、ビール試飲が目的のお客のことがわかって らっしゃる！と頭を下げたくなりますね、すばらしい企業努力ですね。 このバスは名鉄須ヶ口駅からも乗車できるようです。

工場の見学は、自由に見て回るやり方。大きな糖化糟がいくつも並び、 なかなか迫力があります。ビールの元、麦汁を飲ませてもらいました。 苦味と甘みが同居する不思議な味。まだ醗酵してアルコールになる前なので 子供でも飲めるとので、りょう君も飲んでみましたが、「苦い〜」の一言。

ここには本格的なレストラン・ブルワーズハウスがあります。 お昼時に行ったので、まずはレストランに行きました。
もちろんビールも飲めますが、肉料理など本格的な料理が 楽しめます。また、味噌カツとか、名古屋の食材にこだわった メニューも用意されています。りょう君の注文したお子様ランチ、 ボリュームがありました。飲み物はキリンレモンにしました。

レストランの天井には、ビールを作るときに使う巨大な釜の 底の部分が突出してきているという、独特な空間です。 昭和３０年代に出来たこの工場の、レトロな雰囲気を 味わうことができます。

さて、お楽しみの工場見学後のビール試飲ですが、 入場の時にもらう試飲チケットと交換にビールをもらう というやり方でした。ビールは、発泡酒「麒麟淡麗」、「ラガービール」、 「一番搾り」の３種が試飲できます。お父さんは、「一番搾り」頂きました。 りょう君もジュースとお菓子を頂き、ご満悦。 お菓子はこの工場限定の、あじごのみ。

あれ？そういえば、名古屋限定の「でらうま」って今無いんだっけ？ 今年はドラゴンズ優勝だし、愛知万博も近いし、名古屋限定の 出番ではないでしょうか、キリンさん。
（撮影日：０４．０９．１２）