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お父さんが何度も通った街
このごろ、お母さんにインターネットオークションで買ってもらった、 クレヨンしんちゃんのコミック本を愛読している、りょう君。漫画でも 本を読む習慣をつけてもらうのは良い事と思っています。かく言うお父さん も小学生の頃、少年ジャンプを愛読していました、読めない漢字には 振り仮名が振ってあったので、学校で習う前にいろいろ漢字を覚えていた ものです。そんなりょう君に、なにか本を買ってやろうかと、鶴舞の古本屋 街に出かけました。 名古屋で古本屋街というと、JR鶴舞公園の駅から上前津の交差点までの通り が一番多いようです。大学の立地と関係していて、名工大や名大の医学部が そばにあるからだと思います。お父さんは学生の頃からこの古本屋街には 何度も通っていて、学術書から漫画まで、いろいろな本を買ったものです。 鶴舞駅から歩いてくると、まず老舗の山星書店と大学堂書店があります。 他のお店もだいたい昔のままの場所にありました。 息子のりょう君と来たのは初めて。クレヨンしんちゃんの続きが読みたいりょう君。 うずたかく積まれた書棚を見上げますが。。。 |
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コミックが減ってフィギュアが増えた。
お父さんはここでいっぱい漫画を買ったのですが、最近は漫画のコミック本は、 どのお店もあんまり置いてなくなりました。BOOK-OFFさんのような新興店が 大量に安く売るようになって、商売にならなくなったのかな。同じ漫画でも、 お父さんが子供の頃読んでいた週間本や絶版本のような、プレミアのつくような ものだけを扱っているようです。 あと多いのは、りょう君に見せられない様な大人の本。 小学生低学年向けの本ってほとんどありませんねえ。
それから、大須に近いせいか、秋葉原化というか、オタク化というか。
そういう変化が感じられます。古本屋なのに、アニメなどのキャラクターの
フィギュア（人形）をいっぱい置いていたりしました。結局お気に入りの漫画本は
見つからなかったりょう君、お父さんは代わりに、安い仮面ライダーの人形を
たくさん買わされる羽目になりました。
りょう君と二人で本当の古本屋街の味を楽しめるのは、まだまだ先の
ことになりそうです。（撮影日：０５．１０．１６）
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