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2019年1月23日(水）、週末までの予定で東京出張である。
一日目の予定を終えて、一人ホテルにチェックインする。さて、夕食を食べに街に出よう。
そう思ってホテルを出たが、まだ早い時間である。東京の街も久しぶりなので、ちょっと、何処かに行ってみようかと思った。
なんとなく地下鉄に乗ったところ、この路線の終点は東京都庁の様である。
それなら久しぶりに都庁の展望室に登ってみるか。
25年ほど前に一度、登ったことがあるが、あの時は昼間であった。この時間なら、夜景を楽しめるに違いない。
都営地下鉄大江戸線の終点・都庁前駅で下車。案内板に従って、地下通路を都庁へ歩く。 柱には、2020年の東京オリンピックのロゴが大きく描かれていた。 もう来年なのか。オリンピックを主導しているのがまさにここ東京都庁だ、きっと今はあれこれ大変なのだろうな。 外に出てみると、巨大な第一庁舎のビルが聳えている。このビルの最上階、45階に展望台がある。 今日営業しているのは「北展望室」だそうなので、そこに登るエレベータの場所を見つけて、並ぶ。 私の前に30人ほどの人が並んでいたが、7割以上が外国人の方であった。 欧米の人、中東の人、アジアの人、さまざまである。都庁の展望室は入場料が無料なので、外国人の方が東京観光するには 絶好の場所なのであろう。ここでは簡単な荷物検査が行われている。確かにここでテロが起きたら、大変なことになるだろう。 |
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45階まで、高速エレベータは50秒で登る。扉が開くと、そこは東京中を見下ろす別世界である。
物凄い数の明かりで、街はどこまでも輝いている。こんな巨大な街があるとは、非現実的にさえ感じる。
さまざまな国からこの夜景を眺めに来た人たちは、思い思いの方向を見て、この美しさを堪能してくれているようだ。
今は東京は日本の首都にとどまらず、世界に向けた「日本の顔」の街であるのだな。
さて、お腹がすいてきた。しかし都庁の周りにはあまり飲食店は多くないようなので、 再び地下鉄に乗って、これからまた別の駅で降りてみようと思う。 45階から降りるエレベータは登りよりも混んでいて、またさまざまな国の人たちと一緒に、暫く待った。 |
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