大井町 -同僚と今夜も一杯-


2019年4月19日(金)、今日明日、展示会の仕事で東京に来ている。 こういう仕事はもう20年来もしているが、その度に東京のどこかの街に宿を取り、滞在している。 赤羽か、御徒町か、蒲田、大井町あたりに泊ることが多いかな。今回は、大井町に宿を取った。 お台場の展示会場で1日目の仕事を終え同僚と、今日はどこでメシ食べようか、 と相談する。荷物もあるのでホテルに戻って置いてからにしようとまとまって、 りんかい線で大井町駅へ戻る。駅前のホテルにチェックインして、15分後に フロントに集合。さて、街に繰り出そう。

大井町は、 東急の駅の向こう側に行くと、沢山の居酒屋が細い通りに密集していて、なかなかディープな雰囲気が味わえる。サラリーマンはこういうところが落ち着くのだ。 そろそろ日が落ちて、お店の明かりが燈る事。すでにたくさんのサラリーマンが、どこからともなく呼び寄せられて一杯やり始めている。 今日は金曜日だから、なおの事ひとが多い。

せて、どこに入ろうかといろいろ物色し、結局入ることに決めたのは、 最近、大阪から出てきてブレイクしている串カツのチェーン店のお店。 東京に来て大阪の串カツ?とも思うが、東京ってところは全国の物が集まっている所、 これでいいのだ。さっそくおいしそうな串カツが目の前に並び、”2度付け禁止”のソース も用意される。お値打ちだし、カラッと上がっててなかなかうまい。

ビールを注文し、同僚と乾杯。 今日一日の労をねぎらい、日ごろのうっ憤を吐き出し、明日も頑張ろうと気合を入れる。 そうやって毎日サラリーマンは、どうにかこうにか仕事を続けるのだ。 東京の夜は、毎晩こんな風に過ぎているのだろう。 東京在住ではない私たちだが、ときどき出てきてこれを楽しむのもまた、良いものである。

明日も仕事だ。満腹になったら、あまり遅くならないような時間にホテルに戻ろう。 カラフルな小さな看板が並ぶ細い路地には、誘われるものはあるけれど、ホテルに戻ろう。



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