96年01月15日、祝日の月曜日。明日火曜日の午後から、 福島・会津若松で仕事である。そこで前日から福島へ 出かけてきた。 福島市 に自転車仲間のＨさんがおり、 彼の家に泊まらせて頂くことになった。

午後福島到着。せっかくだから温泉に行きましょう、 ということになり、そのまま 福島交通の電車 に乗り飯坂温泉・終点まで乗ってきた。摺上川の両側に 広がる温泉街はなかなかのものだ。 飯坂温泉 には、１００円で入れる共同浴場が９つも あるので、どこに入ろうかという感じであるが、 Ｈ氏のお勧めで、波来湯（はこゆ）に入る。 新幹線といえど数時間も乗ってくると疲れるもの だが、この温泉ですっかり疲れがとれた。

湯上りに温泉街を散歩。古い歴史のある温泉街なので 町並みはホントに情緒がある。そこにひときわ変わった 木造の建物が見えてきた。飯坂温泉のシンボル、 鯖湖湯 である。かの奥の細道の旅の途中、芭蕉が入ったという 温泉である。すごいな。駅前に芭蕉の銅像が建って いたわけがわかりました。それどころか、ヤマトタケル ノミコトが入ったという話もあるそうで、神代の昔から の温泉なのですね。

いい気分で福島駅に戻り、Ｈ氏の自宅へ。 明日は、郡山へ出、特急ビバあいづで会津若松へ向かい 午後は仕事の予定である。