石垣島編

２月１２日　　朝目覚めると外は相変わらずの曇り。風も強そうだ。 部屋から見えるフェニックスの木で風の強さがわかるのだ。大きく揺れ ている。 体調は不調で熱っぽいのが気になり「今日のサイクリングは中止」を 決めた私。　 そんな私に不満げな番頭氏。 単身でも与那国にわたるといいだした。いいよいいよ、どこへでも行きな。(~.~) １５時をすぎてさすがに一人では時間をもてあましはじめた私は　 気分転換に石垣の市街を散策することに。ホテルから近い工芸館を尋ねてみる。 ミンサー工芸館だ。結局この一軒を見ただけでホテルの部屋に戻る。 あーん、全然楽しくないよう。もういっそのこと福岡に帰ろうかなぁ。 と思ったわたしに「メッセージが入っています」とフロントからのメモ。 「明日の朝食券を間違って与那国に持って来てしまいました」だと。 ざけるんじゃぁねえ。と即座に破り捨てる。 明日はどっしよっかなぁ。朝食もままならないぞ、こりゃ。 ２月１３日 昼近くになってから石垣の港までポタる。 服装は昨日と違って半袖サイクリングジャージにアームウォーマー、 下半身は冬用のサイクリングタイツ。そして最後にウインドブレーカー といういでたち。グローブは指の出るもの。ヘルメットはせず。(^^;) 途中ブーゲンビリアなどの花を撮りながら泡盛博物館を素通りし、 宮良殿内（めーらーどうぬず）を一〇〇円で見学。 そこかしこに強そうな植物が茂っていてちょっとでも油断していると たちまち緑に生活の場を占領されそうな勢い。 でもその緑をたくみにとりこんで景観を美しくしている。いいなぁ。こんな玄関先。 シーサー（獅子）もほとんどのお家に見られるし。うーん沖縄に来たなぁ。 結構赤瓦の屋根が残っていてそんなところでは自転車を降りて歩く。

さぁそろそろ空腹になってきたところで港近くのレストランを 発見。「蓬来館」。中に入ると台湾かな？中国人女性が出迎えてくれる。 八〇〇円の魚いため定食を注文。店内は広々、味もグーで最後にはなんと 注文しないのにパイナップルジュースが出てきました。へっへ。(^-^) 観音堂、唐人墓と続く道を途中で右折し石垣市街にもどることにした。 この道、ロードでもちょっとしたアップダウンを感じる道で 両脇はほとんどさとうきび畑の連続。用水路？をちょっと大人になった雛鳥が。 刈り入れの終わった畑を背景に愛車のイチローくんを寝かせて写真を撮る。

車もほっとんど通らないし快適な道。もう少し走っていたかったけど 四時にはもどるという番頭氏のこともあり　ホテルに帰る。 たいして距離は走っていないけど、ま　いいや。^^; さぁ明日からは那覇だ。食べるぞー。 続く

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